先輩・上司に聞く!
人事担当責任者として、『しっかり考える力・しっかり育てる会社』に 総務部総務課 課長 長谷川達也

コミュニケーションから、始まる

私たちは、製品と製品をつなぐ部品・部材を取り扱っています。そんな当社で大切なのは、特別に難しいものではなく、人と人のつながりを生み出すもの、つまり『コミュニケーション能力』です。今、話すことが上手にできなくても、聴くことは誰にでもできます。『傾聴』という言葉は、とても深い言葉です。

活発かつ効果的にコミュニケーションをとるためには、物事の本質を捉えることが重要です。当社社長が日頃から話していることでもありますが、そのためには、『しっかり考える力・しっかり育てる会社』にすること、この一言に尽きます。

この一言を、社員研修においてどのように実施しているかというと、品質管理のこと、物流・在庫管理のことなど、数千品目ある製品に触れる時間を、何よりも大切にしています。これは、全ての製品名を暗記するようなものなどでは決してなく、どのような種類の製品が、どんなお客様に向けて、どれくらい出荷されているのかを、肌感を持って習得していただくことを目的としています。営業職の場合、正式配属の前にここに多くの時間を割いているのです。

急がば回れ、の教育方針

こうして当社の共通知識習得が修了した後に、晴れて正式に営業部配属となります。次に、部署の先輩社員や上司が、業務のイロハを教えていきます。ともすれば、詰め込み型の促成栽培が多くなりがちな現代において、当社のこの時間を割いたやり方は、「少しまどろっこしい」と感じるかもしれません。しかし、ここに十分な時間を割いて教育することで、単にお客様の要望や質問、あるいは同僚からの要求に応えることだけに終わらず、物事の本質を捉え、先回りした対応ができるようになるのです。『しっかり考える力・しっかり育てる会社』である私たちにとって、絶対に外せないプロセスだと考えています。

信頼で、全てをつなげる

商社というのは、お客様と製品とをつなぐ存在ともいえます。そのような先回りを繰り返して、より多くの方々と信頼でつながっていくことが、当社での仕事のやりがいや目標となっていくものと思います。お客様に喜ばれるような、大きな成果を出したときには、きっと大きな充実感を覚えてもらえるはずです。

「21世紀の若者は、少しばかり積極性に欠ける」と耳にすることがありますが、私は決してそんなことはないと思います。皆さんには隠れた情熱があり、今か今かと表舞台に出るチャンスを窺っているだけではないかと感じることが多々あります。自分の将来のこと、会社のこと、仕事のこと、何か気になることがあればどんどん先輩社員に質問して下さい。皆さんのエネルギーに負けないような、解決の糸口となるようなヒントやビジョンを示してくれることと思います。

こんな後輩を期待しています!

今できなくてもいいじゃないか、これから『自ら考え、動ける人』になればいいじゃないか。海外とのビジネスは、当然、異文化で満ちた世界です。そんな異なる世界に入っていくには、「絶対にやってやる!」という強い気持ちを持つことが重要ですね。これは何も国内とか海外とか、営業とか企画とか総務だとかいう、ある枠組みに限った話ではなく、何事も同じことですね。やりたいことがあればどうやったら実現できるのだろうか、自問し試行錯誤し挑戦していくことで、やり遂げ、達成し、そして獲得できるのだ、と思いますね。質問し、相談し、どんどん前に進んでいきたい、そんな流れを身に着けたときに、大きな成果と充実感を覚えることができるでしょう。我こそは、と名乗り出ていただける方、お会いできる日を心よりお待ちしています。

仕事の流れ